今回は試験当日の対策です。

まず、地方の受験者は受験のために都市部まで行かなければならない方も多いと思います。

たとえば青森県在住の場合は近場では仙台か札幌が受験会場になります。

当然、前日から一泊することになりますが、自分の失敗談としては試験前日は安いビジネスホテルに泊まったのですが、安いだけあって建物も古くて隣の部屋の音も気になり、しかもトイレとお風呂は共同で、なかなか寝付けず緊張のせいもあったと思いますが、朝5時くらいまで寝れませんでした・・・ハッキリ言って最悪のコンディションで本番に臨みました

泊まる宿は多少値がはっても安心して眠れる宿を選びましょう。

あと、宿の予約は1ヶ月以上前から早めにしておかないと、取れない場合があるので注意です(結構、受験者で満室になります)。

次に、初受験の人はできれば前日に会場を下見してみたらいいと思います。

会場に直接は入れないと思いますが会場までの道のりや雰囲気を確認できて気分的に余裕が生まれます。当日迷っちゃったりしたら大変ですよ〜

また、当日は最寄の駅から会場までシャトルバスが出る場合もあるようですが(仙台はそうでした)、人ごみが気になる人はこの日だけはタクシーで行った方が精神的に良いと思います。

そして、なるべく早めに会場入りして場に慣れましょう。

あとは、食事に気をつけましょう。

朝食は米を食べて下さい。炭水化物は脳のエネルギーとなります。

そして、昼食は撮りすぎると眠くなるので軽めに摂り、砂糖入りのコーヒーなどでリラックスしましょう(カフェインで眠気を覚まし、砂糖も脳のエネルギーになるそうです)。

最後に冷房対策です。

試験当日はまだまだ残暑の厳しい8月下旬ですので、会場では冷房がガンガン効いている可能性があります。上着一枚くらいは持って行きましょう。

せっかく勉強したことも本番で力を出せなければ水の泡です。

本番でベストが出せるように頑張りましょう。

さて、今日は模擬試験について。

模擬試験は受けるべきかどうかと言われれば、絶対に受けた方が良いと思います。

いや、受けるべきだと思います。

試験本番は午前が10:00〜11:50の80分、午後が13:10〜16:40の210分の長丁場です。

長丁場とはいえひとつの科目にばかり時間をかけていては他の科目の時間がなくなります。

これまでも言ってきましたが、1科目でも合格基準に満たなければ不合格という厳しい試験ですので各科目のバランスが大事です。

しかも、8月末とはいえまだまだ残暑が厳しい時期(会場によってはクーラーがガンガン効いて逆に寒いかも)。

ぶっつけ本番で臨むのはかなり危険なのではないかと思います。

地方の受験生でも1日や2日くらいなら都市部の受験学校での模擬試験を受講できるのではないでしょうか。

それでも無理なら市販の模擬試験問題を活用し、試験本番と同じ時間帯で一度問題を解いてみて下さい。

自分の実力を測る以外にも試験の雰囲気やペース配分を味わう意味でも、模擬試験を受けましょう。

最初はテキストを読んでもサッパリ意味が分からないという人も数ヶ月勉強を続けるとだんだん分かってきます。

だんだん分かってくると、人によってはテキストや問題集の解答・解説を細部まで読まないと不安になる場合があります(何を隠そう私がそうでした・・・)。

試験は合格基準点を取れれば受かります。

しかし、1科目でも基準を満たせなければ他の科目がすべて満点でも不合格となります。

ということで難しい1問にこだわるよりは基本的事項(誰もができて当たり前の事項)を落とさないことの方がはるかに重要です。

完璧主義はやめて基本事項を徹底的に抑えましょう。

今回は勉強時間について。

合格するためには何時間くらい勉強すればよいのでしょうか?

一般的には800時〜1,000時間位は必要であると言われています。

しかしながら、個人差もあるでしょうから各自の実力に応じて上記の時間を目安に「試験日までに○○時間勉強する」と目標を設定すれば良いと思います。

勉強を進めていく上でオススメなのは、勉強時間を記録することです。

最近ではレコーディングダイエット(食べた物とカロリーを手帳に記録するダイエット法)が流行っているようですね。

記録して数値を視覚化することによって「昼食べ過ぎたから夜は控えめにしよう」とか「夜飲み会があるからお昼を軽めに」といったようにカロリーを調整する訳です。

勉強もこれと同じで、勉強時間を記録することによって勉強の進み具合を把握できるとともに「今週はあまり勉強できてないから週末頑張ろう」といったように調整ができるようになります。

カレンダーに記録するも良し、エクセルで表を作って記録するも良し。

どうぞ試してみて下さい。

さて、勉強スケジュールについて少し。

受験生によって試験日までの勉強期間が違いますので参考にしてみて下さい。

   〜 4月  テキストをとにかく繰り返し読み込む

         平行して過去問題集も繰り返し解く

         (インプットの時期)

5月〜 7月  過去問題集、予想問題集を解き、テキストで確認

         (アウトプットの時期)

         この時期には、法改正、白書対策にも取り組みましょう

         また、模擬試験は最低でも1回は受けましょう

8月       問題集、模擬試験等で間違ったところを中心に勉強

          テキスト中心に総復習

         (総仕上げ)

ポイントはとにかく繰り返し学習すること (当たり前ですいません)。

テキストや過去問題集は最終的に10回繰り返して学習できれば、かなりの実力が付きます。

なんだかんだ言っても、試験問題には基本問題が多く出題されますので、テキストや過去問でツボを抑えることが大事です。

 さて、受験勉強はどんな方法が良いのでしょうか?

 一般的には①受験予備校への通学②通信講座③独学になります。

それぞれメリットとデメリットがあり、自分に合った方法を選ぶことになります。

 個人的な意見としてはやはり受験予備校への通学が1番の方法ではないかと思います。

 受験予備校は合格者数の実績を上げるため長年のノウハウ、法改正等の最新情報を惜しげもなく提供してくれます。分からないところがあればその場で質問もできるし、何より受験仲間もできて心強いです。デメリットとしては費用がかかることでしょうか。

 通信講座も通学と同様に最新情報等を得られ、自分のペースで勉強できます。しかしながら、分からない部分をすぐに質問できない点や、自分のペースでできる一方で根気がないとなかなか継続的に勉強を続けられないという面もあります。費用は通学ほどはかからないと思いますが、それなりの出費にはなります。

 独学は費用がかからないという点でメリットはありますが、あまりオススメできません。

受験勉強を通じて感じたのはやはり情報です。法令科目だけなら独学で対応できるかも知れませんが、社労士試験は各科目バランスよく得点することが求められます。一般常識問題(厚生労働白書等)などの情報は独学では限界があります。

 以上の点から、できれば通学、無理なら通信講座という選択が個人的には良いと思います。

 しかしながら青森のような地方にはそもそも受験学校がないことも。

その場合、受験学校にもよりますが通学の講義をDVDで録画し、後日自宅まで送ってくれるという内容の通信講座もあり、自宅にいながら通学と同じ講義を見て勉強できるのでオススメです。

 いろいろ調べた上で検討してみて下さい。

社労士受験を勉強するにあたり、まず、大事なことは決意だと思います。

社労士試験に合格するのに一般的に2、3年はかかると言われています。

個人差もあると思いますが最低でも1年は必要ではないかと思います。

ようするに長期戦なわけです。

人間ですから時には楽したいし、忙しいし、常に高いモチベーションを維持し続けることはなかなか難しい・・・・。

でも、やらなきゃダメなんです。

そこで、確認しておいてもらいたいことがひとつ。

それは、「なぜ、社労士を目指すのか?」ということ。

目指す理由が明確であれば、辛いときも頑張れます。

そして、絶対合格すると決意して下さい。

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